Googleアドワーズとは、Google社の提供しているWeb広告出稿サービスです。広告を掲載する機能のほか、それに関するツールも利用できます。
では、具体的にどのような特徴の広告を出稿できるサービスなのか、概要やメリットなどをまとめて解説していきます。
Googleアドワーズとは
Googleアドワーズは、リスティング広告(PPC広告)と呼ばれる広告を出稿することのできるサービスです。2018年6月に「Google広告」への名称変更、仕様変更が発表されました。
アドワーズの広告は、Googleでキーワード検索をおこなった際の結果画面ページや、アドワーズと提携しているサイトに掲載されます。
◆Googleの検索結果ページに表示される広告
◆アドワーズと提携しているサイトに表示される広告
Google以外のサイトに掲載されるタイプの広告は、バナー右上のiのアイコンにカーソルを合わせると、「Ads by Google」と表示されるのが特徴です。
アドワーズ広告のメリット
アドワーズ広告の特徴ともいえる、メリット部分について解説していきます。
広告費は自分で設定できる
アドワーズの登録自体は無料ですが、広告を掲載するには費用が発生します。この金額は自分で設定して入札をおこなう、オークション形式です。
広告をどのキーワードで検索した際に表示するか設定し、その入札額が表示順位に影響します。競合の多いキーワードだと上位表示に掛かる費用が高くなりますが、限りある予算内で運用できるのが特長です。
広告料金にムダがない
アドワーズの広告費は1クリックごとに課金される仕組みです。つまり、ユーザーが広告をクリックしてサイトを閲覧した際に料金が発生します。
期間を決めて、その間にクリックされなくても料金が発生するタイプの広告とは違い、見られたときだけ課金されるので、ムダがないといえるでしょう。
顕在層にアプローチできる
検索した際に表示されるキーワードを指定して出稿する広告なので、それを求めて検索したユーザーにアプローチすることができます。
その商品・サービスにまったく興味のないユーザーに対して表示するより、必要があって検索したユーザーに表示するほうが、やはり購買率も高くなることでしょう。
出稿先が充実している
アドワーズの広告はGoogleの検索結果ページだけでなく、Gmailほか各種関連サービスや、Googleの提携する大手サービスにも掲載されます。
これらのサービスはいずれも利用者が多いため、多くの人の目に触れるチャンスがあるでしょう。とくにターゲットとなる属性と利用者の一致するサイトでは、より高い宣伝効果が期待できます。
まとめ
人気のないキーワードでも、アクセスが多ければ販売などの結果につながります。そのため、慣れないうちは単価の安いキーワードではじめるのがおすすめです。
上手く、自分の出稿したい広告内容に絡めて、競合が少なく、興味を引きやすいキーワードを見つけられると、最大限の効果を発揮できるでしょう。