Webマーケティングを実施するうえで、アクセス解析ツールを使ってサイトに訪問したユーザーの属性や行動などを分析することは非常に重要です。
分析することで「ユーザーが求めていること」「サイトのなにを改善すれば売上につなげられるか」「改善後に効果はあったか」などが見えてきます。
本記事では、機能が充実しているおすすめのアクセス解析ツール7つとその特徴を紹介します。
アクセス解析ツール選びのポイント
まず、アクセス解析ツールを選ぶ際に押さえておきたい重要なポイントを3つご紹介します。
導入目的を明確にする
まず、アクセス解析を導入してなにを達成したいのか、サイトのKPI(目標達成率を定量的に表す指標)やKGI(数値で測定可能な目標)を明確化し、それを測定できるツールを選びましょう。
たとえば、売上をアップさせるのが目標であれば、どのような属性のユーザーがCVしているのか、どこ経由でCVしているのか、などが詳細にわかるツールを選ぶ、などです。
サイトにおいてなにを分析したいか、絶対に測定したい数値はなにか、要望を挙げていき、それらをモニタリングできるツールを検討してみてください。
利用できる機能
導入目的を明確化したら、その目的に合致する機能の搭載されたアクセス解析ツールはどれかを調べ、列挙して比較をおこないます。
必ずしも多機能のツールがよい訳ではありません。多機能すぎても使いこなせず、その分コストも掛かりすぎる場合があるため、必要な機能が揃って使いこなせそうなものを選ぶのがおすすめです。
使いやすさ(UI/UX)
必要な機能が揃っていることはもちろんですが、ツール選びは使いやすさも重要なポイントです。設定が細かすぎたり、操作が複雑だったりすると、解析どころか設定だけで手一杯になってしまいます。
ツールの多くは無料トライアル期間が用意されているため、必要な機能の搭載されたものをいくつか試用してみて、使いやすいと感じられるものを導入するとよいでしょう。
Webサイトのアクセス解析ツールおすすめ7選
では、おすすめのアクセス解析ツールについて特徴とあわせてご紹介していきます。
- Googleサーチコンソール
- Googleアナリティクス
- AIアナリスト
- ミエルカ
- FARO REPORT
- Juicer
- ANATOMY
Googleサーチコンソール

Googleの提供する、ユーザーの検索行動の分析に最適なツールです。サイトの検索トラフィックや順位を下げてしまうような問題が発生していないか、も確認できます。
アナリティクスと連携することで、さらにデータのバックアップや定期レポート送信などの機能が利用できるため、こちらもおすすめです。
- 無料で利用できる
- サイトのインプレッション、クリック、掲載順位などの数値を表示
- サイト上で問題が検出されるとメールで通知される
- リンク元やリンク先(内部リンク)を確認できる
- クロール用にサイトマップや個別 URL を送信、インデックス登録も可能
Googleアナリティクス

ユーザーがどのような経路でアクセスしたか、どのページを閲覧したか、など「アクセスを分析」するのに便利です。日本の上場企業の7割以上が導入しているツールといわれます。
どのような属性のユーザーが訪問したのか、といったアクセスの解析結果を確認できるほか、リアルタイムの閲覧数などの状況も確認できます。
- 無料で利用できる、有料版もあり
- ユーザーの属性がわかる
- リアルタイムの状況がわかる
- ユーザーのアクセス元、訪問後の行動がわかる
AIアナリスト

30,000ものサイトを分析したことで蓄積された改善ノウハウをもつAIが、自動でアクセス解析を実施、対象サイトのなにを改善すべきかをアドバイスしてくれるという先進的なツールです。
豊富なノウハウをもとに、根拠となるデータとあわせてサイト改善のアドバイスをおこなうため、具体的になにをすべきかわかりやすいです。
- 無料プランあり
- AIが改善方針を根拠となるデータとあわせて提案
- 改善前、改善後、前年、期間別データを1クリックで表示
- 新規orリピーター、年齢、性別など、サイトの特性に合う軸でユーザー分析を定義、レポートを自動生成
ミエルカ

サイト訪問者と見込み顧客を増やし、売上アップをしたいという場合に最適なアクセス解析ツールです。Webマーケティングに便利な機能が非常に充実しています。
アクセス解析は集客力・閲覧力・誘導力・成果力と分類分けした「4つの力」を点数評価するため、ページのなにが優れ、なにを改善すべきかを理解しやすいです。こちらもAIを利用した機能があります。
- ソーシャル流入/自然検索/有料検索/リファラー流入など、流入元別にデータを可視化できる
- 集客力/閲覧力/誘導力/成果力を点数評価するためページの状況がわかりやすい
- 潜在的な競合サイトを毎日モニタリング、アラートで状況がわかる
FARO REPORT

Googleサーチコンソールやアナリティクスのアクセス解析レポートを、1分で自動生成できるというツールです。1サイトのみであれば無料プランでも継続利用できます。
自動生成なのでサーチコンソールなどで面倒な操作をおこなう必要がなく、レポートを見ればサイトの課題がすぐにわかります。制作会社・代理店も効率よくクライアントのレポート作成が可能です。
- 無料プランあり
- 詳細なレポートを自動生成
- 有料プランも定額制でサイト登録数は無制限
- 抽出する指標やデザインもテンプレート設定できるため、とくに知りたい部分のみレポート化可能
Juicer

基本機能がすべて無料、サイトに1行タグを埋め込むだけで気軽に導入できるツールです。見込み顧客のスコアリング、顧客ロイヤルティ指標やBtoB分析など、売上に直結するユーザーの分析に向いています。
各種オプションを追加することで、訪問ユーザー1人ひとりの詳細データの取得や、検索キーワード分析といった高度な機能を利用できます。
- 基本無料、有料オプションあり
- 見込み顧客をスコアリングできる
- BtoB分析もできる
- タグマネージャ、各種CMS対応
ANATOMY

Googleアナリティクスの解析データはとくに使い慣れない方だとわかりにくいことがありますが、これがよりわかりやすく直感的に利用できるようになるツールです。
Webサイトのユーザー動線分析、SEO分析、画面デザイン解析、検索キーワード解析、アクセス解析レポート機能といったさまざまな分析機能を利用できます。
- ユーザーがどこから来て、どこへ行ったか、動線アニメで確認できる
- 確認したいページはURLでなくキャプチャーで表示されるため、わかりやすい
- コンバージョン、PV、流入、広告流入や検索表示数の多いページ順位など週次でメール配信
- 分析ページはエクセルデータでダウンロード可能
まとめ
アクセス解析ツールのおすすめ7種類についてご紹介しました。
なかでも、Googleサーチコンソールとアナリティクスはサイト運営に役立つツールが豊富で、また利用も基本無料なので、導入して損はないといえるでしょう。
それ以外のツールはさらに解析を深堀りできる機能が豊富なので、実際に試してみて機能や料金、使い勝手で比較・検討されることをおすすめします。