Twitterには個人ユーザーのほかに有名な大手企業や店舗、コンビニチェーンやWEBサービスの公式など、さまざまなアカウントが存在しています。
では、このような店舗や企業などのアカウントは、どのような運用をしており、どのようなメリットを享受しているのでしょうか。Twitterマーケティングとはなにか、解説していきます。
Twitterマーケティングとは
文字どおり、Twitterを利用したマーケティング活動のことです。Twitterで情報の発信やユーザーとコミュニケーションを図ることで、認知度を高めファンを増やす効果に期待できます。
Twitterのアカウント登録は無料で、さらにツイートへのユーザーの反応を確認できる「Twitterアナリティクス」というツールもアカウントを使って無料で利用できます。
Twitterマーケティングのメリット
では、Twitterでマーケティングはどのようなメリットが期待できるのか、ご紹介していきます。
ユーザーに見てもらいやすい
Twitterには全世界に膨大な数のユーザーがいます。自分のサイトやブログで日記を更新するより、Twitterに投稿したほうが、利用者以外に多くのユーザーから見てもらえる可能性があります。
また、「ハッシュタグ」という機能を使えば、その話題をチェックしているユーザーの目にも留まりやすく、うまくいけば「リツイート」や「いいね」を獲得することができるでしょう。
店舗・企業の認知が高まる
店舗や企業を知らないユーザーとも交流したり、注目されるような内容を更新したりしていくことで、より認知を高めることができます。
オープンしたばかりのお店や、ひと目につきにくいお店なども、Twitterをキッカケにファンを集めることができれば、お客さんが増えて口コミで広まっていく可能性があります。
ユーザーの声を聞くことができる
Twitterであれば、ユーザーと近い距離で話をすることができます。そのため、要望や感想などの意見を聞きやすいです。
この意見を活かしてサービスの改善や開発をおこなえば、ユーザーにとって魅力的なサービスとなるでしょう。また「意見を聞き入れてくれる柔軟な店舗・企業だ」と思ってもらえるかもしれません。
すばやく対応できる
たとえば提供しているサービスに問題や不具合が起こったときも、Twitterであればすぐユーザーから報告を受けられて、またそれに対してすぐレスポンスすることが可能です。
これにより「この店舗・企業は対応が早くていい」と、さらにイメージの向上に期待できます。
インフルエンサーとつながる可能性もある
TwitterなどのSNSには、フォロワーが多く流行発信力のある「インフルエンサー」と呼ばれるユーザーが一定数存在します。
このようなユーザーがお店や自社製品などを気に入って、取り上げてもらえれば、一気に注目を浴びる可能性もあります。
内容次第で広告ツイートも拡散されることがある
Twitterは、投稿したツイートをそのまま広告として利用する機能があります(※有料オプション)。ツイートの下部に「プロモーション」と書かれているのがそれです。
しかし、このような広告ツイートであっても、面白い内容や役立つ情報を掲載していると、「リツイート」や「いいね」が多く付くこともあります。そうすれば、広告効果は爆発的に高まります。
Twitterマーケティングにおける注意点
では、Twitterマーケティングではどのようなことを覚えておくべきか、注意点をご紹介します。
すぐに効果は出にくい
Twitterでの集客は一朝一夕に成るものではありません。最初はフォロワーもゼロですし、そこからファンを増やし、「リツイート」や「いいね」を増やしていかなくてはならないのです。
そのためには、積極的にユーザーとの会話や「リツイート・いいね」をするようにしたり、興味を引く内容をこまめに更新したりしていく必要があります。
炎上のリスクがある
最近はなにかと炎上しがちな世の中です。まったく悪気のない投稿が、一部のユーザーから反感を買ってしまうこともままあります。
店舗や企業を代表するアカウントが炎上すれば、それはそのままマイナスイメージとなってしまう可能性もあります。そのため、投稿する内容は慎重に吟味・検討しなくてはなりません。
まとめ
Twitterを使ったマーケティングはすぐにはじめられますし、投稿もカンタンなのですぐに慣れることができるのではないかと思います。
あとは、お店やサイトで「Twitterはじめました!」と宣伝することで、定期的に見てもらえるようにさまざまな工夫をしてみてください。