Web集客に使われる広告手法のひとつに、リッチメディア広告というものがあります。これは、ヤフーのトップやニュースサイトなどで表示されることのある、動画や音声の広告です。
この広告は具体的にどのようなものなのか、またその特徴や種類について解説していきます。
リッチメディア広告とは?
リッチメディア広告とは「リッチ」というように、多くのデータ量を使い音声や動画を流すほか、閲覧者のマウスの動きに反応するなどの広告をいいます。
このような広告はユーザーの目を引き、より印象的にアピールできます。また、クリックすることでアンケートに答えられるなど、ユーザーからのアクションも期待でき、双方向性を持っているものもあります。
リッチメディア広告の種類
リッチメディア広告は、大きく分けると以下の2種類に分けられます。
動画タイプ
動画やアニメーションが自動再生され、再生後にバナーとなるものと、バナーにマウスをのせると大きな画面で動画が再生される、もしくはメッセージが表示されるものなどが当てはまります。
アクションタイプ
バナー広告にアンケートなどが表示され、クリックするとメッセージが表示されたり、バナーにマウスをのせて動かすとアクションが変化したりするものです。
リッチメディア広告の特徴
リッチメディア広告にはどのような特徴があるのか、解説していきます。
ユーザーの記憶に残りやすい
一般的な広告だと興味がないと見逃してしまいがちですが、マウスをのせるとアクションが変わるような広告だと、思わず操作したくなり、記憶に残る可能性が高まります。
リンク先にアクセスしてもらえる可能性がある
たとえば広告をクリックしていくと画面が変化していき、つづきはリンク先へ、というようにすれば宣伝したいサイトにアクセスさせられる可能性があります。
口コミで広がる可能性がある
面白い内容の動画だとか、インパクトのある表現の広告であれば、ネットで拡散されたり、口コミで広がったりしてアクセスが増える効果に期待できます。
まとめ
リッチメディア広告は視覚的聴覚的にも効果的ですが、ただ単に感覚にうったえて注目を集めるものだけではユーザーには効果が薄く、逆に煩わしいと感じることもあるようです。
好意的に見てもらうためには、商品の効果的なアピールをしたり、快い表現をおこなったりして、高い表現力に振り回されることなく、表現手法を考えて利用する必要があるでしょう。