Google口コミ削除方法・依頼・裏技など企業をリスクから守るCYBERVALUE

あらゆる悪意から会社を守り
企業価値を最大化する

ABOUTCYBER VALUEとは

『CYBER VALUE』とは株式会社ロードマップが提供する、
風評被害トラブル発生時の企業イメージ回復、ブランドの価値維持のためのトータルソリューションです。
インターネット掲示板に企業の悪評が流される事例はこれまでもありましたが、近年はSNSの普及で、
より多くの人が気軽に企業やサービスに対する意見や不満を投稿するようになり、
それが発端で炎上が発生することもしばしばあります。
ネット炎上は一日3件以上発生するといわれます。
企業に対する悪評が多くの人の目に入れば、真偽に関わらず企業イメージや売上、信頼の低下につながりかねません。
このようなリスクから企業を守り、運営にのみ注力していただけるよう、私たちが全力でサポートいたします。

REASONCYBER VALUE
選ばれる理由

01
SEO対策の豊富な実績

SEO対策の豊富な実績

株式会社ロードマップは2012年の創業以来、長きにわたりSEO対策をメ イン事業としており、その実績は累計 200件以上。そのノウハウをもとに したMEO対策や逆SEO、風評被害対策に関しても豊富な実績がありま す。
長くSEO対策に携わり、つねに最新の情報を学び続けているからこそ、 いまの検索サイトに最適な手法でネガティブな情報が表示されないよう に施策、ポジティブな情報を上位表示できます。

02
事態収束から回復までワンストップ

事態収束から回復まで
ワンストップ

株式会社ロードマップには、SEO対策やMEO対策などWebマーケティン グの幅広いノウハウをもつディレクター、高度な知識と技術が必要なフ ォレンジック対応・保守管理の可能なセキュリティエンジニアが在籍し ており、すべて自社で対応できます。
そのため下請けに丸投げせず、お客さまの情報伝達漏れや漏えいといっ たリスクも削減。よりリーズナブルな料金でサービスの提供を実現しま した。また、お客さまも複数の業者に依頼する手間が必要ありません。

03
弁護士との連携による幅広いサービス

弁護士との連携による
幅広いサービス

インターネット掲示板やSNSにおける誹謗中傷などの投稿は、運営に削 除依頼を要請できます。しかし「規約違反にあたらない」などの理由で 対応されないケースが非常に多いです。
削除依頼は通常、当事者か弁護士の要請のみ受け付けています。弁護士 であれば仮処分の申し立てにより法的に削除依頼の要請ができるほか、 発信者情報の開示請求により投稿者の個人情報を特定、損害賠償請求も 可能です。

04
セキュリティ面のリスクも解決

セキュリティ面のリスクも解決

株式会社ロードマップは大手、官公庁サイトを含む脆弱性診断、サイバ ー攻撃からの復旧であるフォレンジック調査・対応の実績も累計400件以 上あります。
風評被害対策サービスを提供する企業はほかにもありますが、セキュリ ティ面を含めトータルに企業のブランド維持、リスク回避をおこなえる 企業はありません。

お問い合わせはこちら

こんなお悩みありませんか?

Firewall

検索サイトで自社の評判を下げるようなキーワードが出てくる

Search

自社にどのような炎上・風評被害の潜在リスクがあるか整理できていない

BlackBox

セキュリティ専門家による定期チェックを実施しておらず、課題や必要予算が見えていない

SERVICEサービス内容

企業イメージの
回復・維持を総合サポート

01
問題の解決

問題の解決

企業イメージに大きく関わる、つぎのような問題をスピード解決いたします。

検索サイトのサジェストにネガティブなキーワードが出るようになってしまった

サジェスト削除(Yahoo!・Google・Bing)

逆SEO

インターネット掲示板やSNSの投稿などで風評被害を受けた

弁護士連携による削除依頼・開示請求

サイバー攻撃を受けてサーバーがダウンした、サイト改ざんを受けてしまった

フォレンジック調査+対応

02
原因の究明・イメージ回復

原因の究明・イメージ回復

風評被害やトラブル発生の原因となったのはなにか、どこが炎上の発生源かを調査し、 イメージ回復のためにもっとも最適な施策を検討、実施します。

企業やサイトの評判を底上げする施策

SEO対策(コンテンツマーケティング)

MEO対策

サジェスト最適化戦略支援

セキュリティ面のリスク調査

ホームページ健康診断

03
価値の維持

価値の維持

風評被害、サイバー攻撃被害を受けてしまった企業さまに対し、 つぎのような施策で価値の維持までトータルでサポートいたします。

セキュリティ運用

保守管理(月一度の検査ほか)

バックグラウンド調査

リスク対策を多角的にサポート

サイバーチェック

サイバーチェック

取引先や採用の応募者の素性を調査し、取引・採用前に素行に問題のない 人物であるか確認しておける、現代のネット信用調査サービスです。

反社チェック

ネット記事情報をもとに犯罪・不祥事・反社関連の情報を収集します。 採用・取引の最低限のリスク管理に。

ネットチェック

SNS・掲示板・ブログなどから会社・人に関する情報を収集。 企業体質・人物健全度のリスクを可視化します。

TRUST CHECK

匿名アカウント、ダークWebすべてのサイバー空間を網羅ネットの 深部まで調べあげる、究極のリスク対策支援ツールです。

詳しくはこちら

COLUMNコラム

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誹謗中傷の開示請求とは?やり方・費用・期間を弁護士監修で徹底解説

インターネット上で悪質な誹謗中傷を受けた際、匿名の相手を特定して法的な責任を問うためには「発信者情報開示請求」という手続きが必要です。しかし、実際にどうやって進めればよいのか、費用や期間がどれくらいかかるのか、不安に感じる方は多いでしょう。本記事では、開示請求の具体的なやり方から、費用の相場、特定までにかかる期間について、法的な視点を交えて徹底解説します。2024年の法改正によって新しく導入された 迅速な手続きや、開示請求された側の末路についても網羅しました。悪質な書き込みに悩んでおり、投稿者の特定と慰謝料請求を検討している方は、ぜひ本記事を参考にして、泣き寝入りしないための第一歩を踏み出してください。

誹謗中傷の開示請求のやり方とは?改正後の新制度も解説

記事のイメージ画像

インターネット上の匿名投稿者を特定するには、情報流通プラットフォーム対処法に基づく法的な手続きを踏む必要があります。ここでは、発信者情報開示請求の基本的な仕組みと、2つの主なルートについて詳しく解説します。さらに、2024年の法改正によって新設され 、従来よりもスピーディな特定が可能となった「非訟手続」のメリットや、反対に特定が難しくなるケースについても見ていきましょう。

1.発信者情報開示請求の全体像と2つの手続きルート

発信者情報開示請求には、主に「任意開示」と「裁判手続」の2つのルートが存在します。なぜなら、プロバイダには利用者の個人情報を守る義務があり、安易に情報を渡すことができないからです。例えば、被害者が直接SNSの運営会社に「相手の情報を教えてほしい」と任意で請求しても、原則として応じてもらえることはありません。そのため、実務においては裁判所を通じた法的な手続きルートを選択することが基本となります。具体的には、サイト運営者へのIPアドレス開示請求と、回線事業者への氏名・住所開示請求という段階を踏む必要があります。確実な特定を目指すのであれば、最初から裁判手続きを見据えた準備を進めることが重要です。

2.情報流通プラットフォーム対処法による新制度(非訟手続)のメリット

2024年の法改正により、「情報流通プラットフォーム対処法」のもとで 「発信者情報開示命令事件」という新しい非訟手続が創設されました。この最大のメリットは、これまで2回の裁判が必要だった手続きを、1回の手続きでまとめて行えるようになった点にあります。従来の手続きでは時間がかかりすぎ、途中で通信ログが消去されて特定不能になる「時間切れ」が多発していました。しかし新制度を利用すれば、SNS事業者へのIPアドレス開示と、回線事業者への氏名開示をひとつの裁判所で同時並行的に進めることが可能です。結果として、被害者が加害者を特定するまでの時間と手間が大幅に短縮されました。早期解決を望む被害者にとって、非常に強力な手段といえるでしょう。

参考:総務省「インターネット上の違法・有害情報に対する対応 」

3.誹謗中傷の開示請求が「難しい」「できない内容」の3つの特徴

制度が便利になっても、すべての書き込みに対して開示請求が認められるわけではありません。法的に「権利侵害が明白である」と判断されなければ、裁判所は開示を命令しないからです。具体的には、「単に不快な言葉を使われただけ」というケースや、正当な批判・論評の範囲内とみなされる内容は、開示が非常に難しくなります。また、通信ログの保存期間(通常3〜6ヶ月程度)がすでに過ぎてしまっている場合も、物理的に特定が不可能となります。海外のマイナーなサイトに書き込まれた場合も、日本の法律が届きにくくハードルが上がります。開示請求を成功させるには、まず対象の投稿が法的な権利侵害に該当するかを冷静に見極めることが不可欠です。

誹謗中傷の開示請求にかかる費用・期間の目安と慰謝料の相場

記事のイメージ画像

実際に弁護士へ依頼して開示請求を行う場合、被害者にとって最も気になるのが「いくらかかるのか」「いつ終わるのか」という現実的な問題です。さらに、無事に相手を特定できたとしても、その後の慰謝料請求で費用を回収できるかどうかも重要な判断基準となります。ここでは、手続きの段階ごとに発生する弁護士費用の相場と、特定に至るまでの具体的なステップや期間の目安を整理しました。あわせて、特定後に請求できる慰謝料の相場も確認しましょう。

1.手続き別!発信者情報の開示請求にかかる費用の相場

開示請求を弁護士に依頼する際の費用は、利用する手続きによって大きく異なります。専門的な知識と煩雑な手続きが必要となるため、それなりのコストを見込んでおくべきです。

手続きの種類 着手金の相場 報酬金の相場
IPアドレスの開示請求(仮処分) 20万〜30万円 10万〜20万円
氏名・住所の開示請求(本案訴訟) 20万〜30万円 10万〜20万円
新制度(非訟手続)を利用した場合 30万〜40万円 15万〜20万円

上記に加え、裁判所に納める実費(印紙代など)が数万円ほどかかります。新制度を利用してトータルで進めた場合でも、全体で50万円〜80万円程度が目安となります。費用対効果を考え、慎重に依頼を検討することが大切です。

2.犯人特定までにかかる3つのステップと期間の目安

投稿者の特定までは、大きく分けて3つのステップで進行します。裁判所やプロバイダを介したやり取りが発生するため、一定の期間が必要です。

  • 証拠保全とIPアドレス開示(約1〜2ヶ月) :該当URLやスクリーンショットを保存し、サイト運営者にIPアドレス開示を求めます。
  • 通信ログの消去禁止(約2週間〜1ヶ月) :判明したIPアドレスから接続業者を割り出し、記録を消さないよう法的手続きを行います。
  • 氏名・住所の開示請求(約2〜4ヶ月) :接続業者を相手取り、投稿者の個人情報を開示するよう裁判を起こします。

新制度の活用により、早ければトータル3ヶ月〜半年程度で完了するケースが増加しています。

3.誹謗中傷の開示請求その後の慰謝料相場と損害賠償

相手を無事に特定した後は、被った精神的苦痛に対する慰謝料や、かかった弁護士費用の一部を損害賠償として請求することが可能です。ただし、必ずしもかかった費用の全額を回収できるとは限りません。被害の内容によって慰謝料の相場は変動します。

  • 名誉毀損 :個人の場合は10万円〜50万円、法人の場合は50万円〜100万円以上。
  • プライバシー侵害 :10万円〜50万円程度。悪質な暴露の場合は高額化。
  • 侮辱 :数万円〜10万円程度と低め。

相手方に支払い能力がない場合、「特定費用の方が高くつく(費用倒れ)」となるリスクがあります。そのため、事前に回収見込みを専門家と協議しておくことが欠かせません。

開示請求された人の末路はどうなる?届いた体験談と3つのリスク

誹謗中傷の全体像を把握するためには、「被害者」の視点だけでなく「加害者(開示請求された側)」の視点を知ることも重要です。「匿名だからバレない」と軽い気持ちで悪口を書き込んだ結果、ある日突然プロバイダから書類が届き、人生が大きく狂ってしまうケースは後を絶ちません。ここでは、加害者のもとに届く「意見照会書」の実態や、その後に待ち受ける法的・社会的なリスク、そして不当な請求を受けた場合の対処法について解説します。

1.意見照会書が届いた!開示請求された体験談とリアルな現状

被害者が開示請求の手続きを進めると、ある日突然、加害者の自宅に「発信者情報開示に係る意見照会書」という書面が届きます。プロバイダが契約者に対し、「あなたの情報を被害者に教えてよいか」と確認するためです。体験談として多いのが、「すっかり忘れていた頃に書留郵便で届き、頭が真っ白になった」「家族に見られて問い詰められ、家庭崩壊の危機に陥った」というものです。この書面には通常14日以内の回答期限が設けられており、無視をすれば「同意した」とみなされるか、そのまま裁判所の命令によって強制的に開示される可能性が高まります。匿名という安全地帯は、法的手続きの前では無力に等しいといえるでしょう。

2.開示請求された人の末路で待ち受ける3つの法的・社会的リスク

情報が開示され、身元が特定された加害者には、主に3つの重大なリスクが待ち受けています。決して「謝って終わり」で済む問題ではありません。

  • 高額な損害賠償(民事責任) :数十万円〜百万円以上の慰謝料や、特定にかかった調査費用の支払いを求められます。
  • 前科がつく恐怖(刑事責任) :被害者が警察へ告訴すれば、名誉毀損罪や侮辱罪などで逮捕・起訴されるリスクが生じます。
  • 社会的信用の失墜 :事件が公になれば、勤務先を懲戒解雇されたり、内定が取り消されたりするなど、社会的な居場所を失います。

一時の感情に任せた書き込みが、自分自身の人生を根底から破壊する末路に繋がるのです。

3.身に覚えがない・不当な開示請求を受けた際の適切な対処法

もし、意見照会書が届いた書き込みに「全く身に覚えがない」場合や、内容が「正当な批判であり権利侵害には当たらない」と確信できる場合は、冷静な対応が求められます。慌てて同意してしまうと、不当に責任を負わされるリスクがあるからです。例えば、自宅のWi-Fiを他人に無断使用されていたり、アカウントが乗っ取られていたりするケースも存在します。このような場合は、意見照会書に対して明確に「開示に不同意」と記載し、その理由や根拠となる証拠を添えて返送します。自力での反論が難しいと感じた場合は、早急に専門家へ相談し、法的根拠に基づいた回答書を作成してもらうことが、身を守るための最善策となります。

誹謗中傷の発信者情報開示請求を専門対策会社に依頼する3つのメリット

ネット上の誹謗中傷問題は、個人で解決しようとすると手続きの複雑さや証拠保全の難しさから、途中で挫折してしまうケースが少なくありません。そこで頼りになるのが、インターネット上のトラブル解決に特化した専門対策会社です。ここでは、弁護士と連携しながら迅速かつ確実なサポートを提供する、専門対策会社に依頼する3つの大きなメリットについてご紹介します。根本的な解決を目指すためにも、プロの力を借りることを検討しましょう。

1.複雑な開示請求のやり方を一任し、迅速な証拠保全が可能に

専門対策会社に依頼する最大のメリットは、初動の要である「証拠保全」を迅速かつ正確に行ってくれる点です。開示請求においては、プロバイダのログ保存期間(3〜6ヶ月)という厳格なタイムリミットが存在します。個人で悩んでいる間に書き込みが削除されたり、ログが消えたりすれば、二度と特定できなくなってしまいます。専門会社であれば、裁判で有効となるタイムスタンプ付きのスクリーンショットの撮影や、正確なURL・ソースコードの取得を即座に代行します。複雑な手続きをプロに一任することで、被害者は精神的な負担から解放され、期限切れによる「特定失敗」という最悪の事態を未然に防ぐことが可能になります。

2.弁護士連携による費用対効果の最適化と確実な法的措置

専門対策会社はIT法務に強い提携弁護士とネットワークを構築しており、法と技術の両面から確実なアプローチが可能です。開示請求には数十万円の費用がかかるため、「本当に勝てるのか」「慰謝料で費用を回収できるのか」という事前の見極めが極めて重要になります。専門会社を窓口とすることで、書き込みの内容から権利侵害が成立する可能性を精査し、費用倒れのリスクを抑えた戦略を立てることができます。弁護士とスムーズに連携して裁判手続きや示談交渉へ移行できるため、時間やコストのロスを最小限に抑えつつ、加害者に対する確実な法的措置(損害賠償請求など)を実行に移すことができるのが大きな強みです。

3.株式会社ロードマップによる根本的な炎上・誹謗中傷対策

単に投稿者を特定するだけでなく、失われた企業ブランドや個人の名誉を回復するには、根本的なデジタル対策が不可欠です。株式会社ロードマップでは、包括的デジタルソリューション「CYBER VALUE」を提供しています。法的措置による特定と並行して、検索エンジンのサジェスト汚染対策(ネガティブワードの浄化)や、悪質な検索結果の押し下げ(逆SEO)、将来の炎上を防ぐモニタリング体制の構築など、IT技術を駆使した解決策を実行します。開示請求だけでは解決できないインターネット上の「負の遺産」を根本から取り除き、あなたのビジネスや日常を強固に守り抜くためのトータルサポートをお約束します。

まとめ

インターネット上の誹謗中傷に対して「発信者情報開示請求」を行う手順や費用、期間の目安、そして新制度の仕組みについて解説しました。匿名の投稿者を特定するには、通信ログの保存期間という厳しいタイムリミットをクリアしなければなりません。自力で調べて時間を浪費している間に証拠が消滅してしまうと、泣き寝入りするしかなくなってしまいます。確実な特定と損害賠償請求を目指すなら、法的に有効な証拠を直ちに保全し、早急に専門家へ相談することが解決への最短ルートです。株式会社ロードマップでは、IT技術と法的アプローチを駆使し、誹謗中傷の根本的な解決をサポートしています。被害にお悩みの方は、手遅れになる前にぜひ一度ご相談ください。

誹謗中傷

誹謗中傷対策の全手順!企業・個人が今すぐやるべき5つの対処法を専門家が解説

インターネットやSNSの普及により、誰もが手軽に情報を発信できる便利な時代になりました。しかしその反面、根拠のない悪口やデマによる「誹謗中傷」の被害は企業・個人を問わず急増しています。突然の被害に直面し、「どう対応すべきか分からない」とパニックに陥る方も多いでしょう。

本記事では、誹謗中傷を受けた直後の企業担当者や個人に向けて、被害を放置する深刻なリスクから、具体的な対処法の5ステップまでを網羅的に解説します。初動対応を誤ると被害が拡大する恐れがあるため、正しい知識を身につけ、迅速に行動するためのロードマップとしてご活用ください。

ネットやSNSの誹謗中傷対策はスピードが命!放置する3つのリスク

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誹謗中傷の被害に遭った際、最も危険な行動は「放置すること」です。インターネット上の情報は拡散スピードが異常に速く、一度広がった情報を完全に消し去ることは困難を極めます。これは「デジタルタトゥー」とも呼ばれ、半永久的に消えない傷として残り続ける危険性があります。ここでは、誹謗中傷を放置することで生じる3つの重大なリスクについて、法的な基準や企業・個人それぞれの視点から詳しく解説します。

1.どこからがアウト?誹謗中傷として「訴えられる基準」とは

インターネット上の投稿が「誹謗中傷」として法的に訴えられる基準は、主に「名誉毀損罪」や「侮辱罪」、あるいは「プライバシー侵害」に該当するかどうかで判断されます。表現の自由があるとはいえ、他人の社会的評価を不当に低下させる行為は法律で厳しく罰せられる仕組みとなっています。

権利侵害の種類 基準・要件 具体例
名誉毀損 公然と事実を摘示し、他人の名誉を毀損した場合 「A社の食品には異物が入っている」という虚偽の投稿
侮辱罪 事実を摘示しなくても、公然と人を侮辱した場合 根拠なく「A社はブラック企業だ」「馬鹿だ」と罵倒する投稿
プライバシー侵害 私生活上の事実で、一般に知られていない情報を公開 自宅の住所や前科、病歴などを無断でSNSに晒す行為

このように、感情的な批判と違法な誹謗中傷の境界線は明確に存在します。自己判断で放置せず、法的な基準に照らし合わせて迅速に対策を講じることが重要となります。

2.企業が受ける「SNSの誹謗中傷事例」とビジネスへの深刻な悪影響

企業に対するSNSでの誹謗中傷は、売上の減少やブランド価値の低下など、ビジネスの存続に直結する深刻なダメージをもたらします。現代の消費者は商品購入やサービス利用の前に、SNSや口コミサイトで評判を検索する傾向が極めて強いためです。

実際の炎上事例として、ある店舗で「店員の態度が悪く、料理に異物が混入していた」という事実無根のデマがX(旧Twitter)で拡散されたケースがあります。この結果、予約のキャンセルが相次ぎ、さらには採用活動においても「炎上している企業」というレッテルを貼られ応募者が激減するという事態に陥りました。放置すれば株価の下落や取引先からの契約打ち切りに発展する危険性すら存在します。企業にとってのネット上の風評被害は、経営の根幹を揺るがす死活問題です。

3..個人が誹謗中傷対策を怠ることで生じる精神的苦痛と危険性

個人が誹謗中傷の対策を怠ると、取り返しのつかない精神的苦痛を被り、日常生活が崩壊する危険性が一気に高まります。匿名の第三者から絶え間なく攻撃され続ける状態は、被害者に極度のストレスを与え、孤立感や恐怖心を増幅させるからです。

個人のSNSアカウントに対して「消えろ」「生きている価値がない」といった暴言が殺到する状態に陥ると、不眠やうつ病などの精神疾患を発症するケースが少なくありません。さらに、自宅の住所や職場などの個人情報が特定・晒されることで、実生活における嫌がらせやストーカー被害といった物理的な危険に発展することもあります。「ネット上のことだから」と軽く考えるのは非常に危険な認識です。

【時系列】誹謗中傷対策マニュアル!確実に対処する5つのステップ

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誹謗中傷を発見した直後は、怒りやパニックから冷静な判断を失いがちです。しかし、感情的に反論したり、無計画に動いたりすると、かえって事態を悪化させてしまいます。ここでは、被害を確実に抑え込み、解決へと導くための正しい対処法を5つのステップで時系列順に解説します。被害が発覚した段階から早く動くほど、投稿の削除や投稿者の特定につながりやすくなります。

ステップ1:証拠保全(スクリーンショット等での確実な保存)

最初に行うべき最も重要なステップは、誹謗中傷の投稿内容を「証拠」として確実に保存することです。サイト管理者への削除依頼や、警察・弁護士への相談、法的措置を行う際、客観的な証拠が不可欠になるためです。加害者が投稿を消して逃亡するリスクも考慮しなければなりません。

  • 画面全体を撮影する :文章だけを切り取らず、パソコンやスマホのフルスクリーンで撮影します。
  • URLと日時を含める :該当ページのURLと、投稿日時が必ず画面内に収まるようにします。
  • 複数媒体に保存する :保存した画像データはクラウドや外付けHDDなどにバックアップを取り、紙にも印刷しておきます。

加害者に「訴えるぞ」などと接触すると証拠隠滅を図られるため、まずは冷静に無言で証拠保全を徹底してください。

ステップ2:誹謗中傷の「削除」依頼(各プラットフォームへの通報)

証拠を十分に確保した後は、これ以上の拡散を防ぐために、投稿が行われたサイトやプラットフォームに対して削除依頼を行います。被害の拡大を止めるには、大元となる侵害情報をユーザーの目から見えなくすることが、最も直接的で効果的な方法だからです。

X(旧Twitter)やInstagram、YouTubeなどの主要SNSには、それぞれ専用の通報フォームが設置されています。該当する投稿のメニューから、利用規約違反(嫌がらせ、名誉毀損など)として運営側に通報します。匿名掲示板や口コミサイトの場合は、サイト内に記載されている「問い合わせ窓口」や「送信防止措置依頼」の手続きに従って削除を求めます。ただし、運営側が必ず削除に応じるとは限らない点には留意が必要です。

ステップ3:相談先選定(「誹謗中傷対策」の窓口や警察の活用)

削除依頼が通らない場合や、自分たちだけでの解決が困難な場合は、状況に応じて適切な相談先を選定し、第三者の支援を仰ぐことが重要です。専門機関の知見を借りることで、法的に正しい手続きや、被害状況に合わせた最適な解決策を見出しやすくなるためです。

  • 総務省「違法・有害情報相談センター」 :削除依頼の方法がわからない場合に、専門の相談員が無料でアドバイスを提供してくれます。
  • セーファーインターネット協会(SIA) :誹謗中傷ホットラインを通じて、プロバイダ等に規約に沿った削除を促す通知を行います。
  • 警察(サイバー犯罪相談窓口) :殺害予告など身体や生命に危険が及ぶ書き込みや、業務妨害などの犯罪行為に該当する場合は、直ちに警察へ相談してください。

ステップ4:法的措置(発信者情報開示請求と損害賠償請求)

悪質な誹謗中傷に対しては、加害者を特定して法的な責任を追及する法的措置を講じます。匿名に隠れた加害者にペナルティを与え、慰謝料や対応にかかった費用の賠償を求めることで、正当な権利回復を図るためです。

具体的には、裁判所を通じた「発信者情報開示請求」を行い、プロバイダから投稿者の氏名や住所などの個人情報を開示させます。特定できた後は、名誉毀損等に基づく「損害賠償請求(慰謝料請求)」を行うのが一般的な流れとなります。発信者情報開示請求には、通常およそ数ヶ月以上の期間を要するケースが多く、弁護士費用も事案の複雑さや依頼先によって異なりますが、数十万円〜100万円以上かかる場合も少なくないのが実情です。また、アクセスログの保存期間はプロバイダによって異なりますが、一般的に数ヶ月程度とされており、タイムリミットが存在するため、迅速な判断が求められます。

ステップ5:「誹謗中傷防止」のためのモニタリングと再発防止

一連の対応が一段落した後は、同様の被害を未然に防ぐための「誹謗中傷防止」策と体制構築に取り組む必要があります。ネット上の風評は一度消しても別の場所で再燃するリスクがあり、継続的な監視と根本的な原因の解消が求められるからです。

企業の場合は、自社名や商品名を含むキーワードでのエゴサーチや、専用ツールを用いた「24時間SNSモニタリング体制」の導入が有効です。さらに、従業員向け「SNSリテラシー研修」の実施や、SNS運用ガイドラインの策定も欠かせません。個人の場合は、SNSのアカウント設定を見直し、プライバシー設定を厳格にする自衛策が基本となります。

参考:違法・有害情報相談センター「トップページ」

参考:セーファーインターネット協会「ネットの誹謗中傷」

【対象別】企業と個人で違う?誹謗中傷対策例と3つの注意点

誹謗中傷対策の基本的な流れは同じですが、被害者が「企業」か「個人」かによって、守るべきものや取るべきアプローチは大きく異なります。企業はブランド価値やステークホルダーへの責任を、個人は自身のプライバシーや心の平穏を最優先に考える必要があります。ここでは、対象別の具体的な対策例と、見落としがちな注意点、そして最新の法改正の動向について詳しく解説していきます。

1.「企業の場合」SNSガイドライン策定や炎上を防ぐための取り組み

企業が取り組むべき誹謗中傷対策は、組織全体でのリスク管理体制の構築と、対外的な透明性の確保に重点を置く必要があります。個人の被害とは異なり、企業の炎上は取引先や株主、従業員の家族にまで多大な影響を及ぼす社会的な問題へと発展しやすいためです。

  • SNS運用ガイドラインの策定 :公式アカウントの運用ルールや、従業員の私的利用に関する規程を明確化します。
  • 有事の対応フロー整備 :炎上発生時の報告ルートや、公式見解を発表するまでの意思決定プロセスをマニュアル化しておきます。
  • 正確な情報発信 :事実無根のデマに対しては、公式サイトやプレスリリースを通じて、毅然とした態度で客観的な事実を発信し、沈黙を避けることが重要です。

2.「個人の場合」一人で抱え込まず迅速に専門家へ相談する重要性

個人が誹謗中傷を受けた場合、絶対に一人で悩みを抱え込まず、家族や友人、そして専門機関へ速やかに相談することが最重要です。精神的なダメージが大きい状態では冷静な判断ができず、加害者に直接反論して事態を悪化させたり、不当な要求に屈してしまったりする危険があるからです。

例えば、悪意のあるダイレクトメッセージが届いた際、売り言葉に買い言葉で感情的に返信してしまうと、そのやり取りのスクリーンショットを都合よく切り取られ、さらなる炎上の的にされるケースが後を絶ちません。個人でできる自衛策は「ミュート」や「ブロック」で相手を視界から消すことに留め、法的な反撃や削除依頼はプロの手を借りるのが最も安全かつ確実なルートといえます。

3.最新動向:「誹謗中傷をなくすための取り組み」と政府の法改正

インターネット上の誹謗中傷を社会全体でなくすための取り組みとして、政府主導による法改正やルールの厳格化が急速に進んでいます。従来の法律では、悪質な書き込みへの対応スピードが遅く、被害者の救済が十分に図れないという深刻な課題が存在していたためです。

特筆すべきは、2025年4月1日に施行された「情報流通プラットフォーム対処法(情プラ法)」です。この法律は、従来のプロバイダ責任制限法を改正したもので、大規模なSNSや掲示板の運営事業者に対して、「削除要請への迅速な対応」や「運用状況の透明化」、さらには「侵害情報調査専門員の選任」が新たに義務付けられました。これにより、従来よりも格段にスピーディな権利侵害情報の削除対応が期待できるようになっています。

参考:総務省「インターネット上の違法・有害情報に関してお困りの方へ」

誹謗中傷の削除や法的措置は「弁護士」・専門機関に頼るべき3つの理由

誹謗中傷対策の具体的なステップをご紹介しましたが、証拠集めから削除依頼、法的手続きまでを自力ですべて完遂するのは非常にハードルが高いのが現実です。時間と労力を浪費した結果、泣き寝入りになってしまうケースも少なくありません。ここでは、誹謗中傷トラブルの解決を、弁護士やデジタルリスクマネジメントの専門企業に依頼すべき3つの決定的な理由について解説します。

1.複雑な法的手続き(発信者情報開示など)をスムーズに進められる

弁護士などの専門家に依頼する最大のメリットは、複雑で高度な専門知識を要する法的手続きを、ミスなく迅速に進められる点にあります。特に「発信者情報開示請求」は、プロバイダとの交渉や裁判所での仮処分申立てなどが必要となり、法的な権利侵害の立証を素人が自力で行うことはほぼ不可能に近いからです。

「どの投稿が、どの法律(名誉毀損やプライバシー侵害など)にどのように違反しているか」を論理的に構成し、裁判官やプロバイダを納得させる法的な主張書の作成が求められます。少しでも不備があれば請求は棄却され、投稿者の特定に失敗してしまいます。弁護士であれば、過去の判例に基づいた的確な主張を行い、アクセスログの保存期限切れを防ぐための迅速な手配が可能です。

2.状況に合わせた具体的な「誹謗中傷対策例」や防止策の提案を受けられる

専門機関を頼ることで、単なる事後処理にとどまらず、被害状況や組織の課題に寄り添った最適なソリューションの提案を受けられます。誹謗中傷のケースは千差万別であり、「とにかく削除すればよい」という単純なものではなく、根本的なリスク排除の視点が必要となるためです。

専門業者による包括的なサポートの具体例として、以下のような対応が挙げられます。

  • 検索エンジン対策 :対象サイトのアルゴリズム分析に基づいた、検索エンジン上のネガティブサイト対策(逆SEOなど)。
  • モニタリング体制の構築 :SNS上の不適切な言及や炎上の火種を24時間体制で検知する、高度なシステムの導入。
  • 社内教育の徹底 :従業員のネットリテラシーを向上させるための研修プログラムの実施支援。

3.企業価値を守る!株式会社ロードマップが提供する包括的デジタルソリューション

企業に向けた誹謗中傷や炎上リスクへの抜本的な対策として、株式会社ロードマップが提供する「CYBERVALUE」などの専門サービスを活用することが非常に有効です。同社は、風評被害対策や企業ブランドの維持・向上を専門とし、豊富な実績を持つプロフェッショナル集団だからです。

ロードマップのサービスでは、発生してしまった風評被害やSNSの炎上リスクに対する即時対応はもちろんのこと、企業価値を最大化するための包括的なデジタルソリューションを提供しています。例えば、自社に不利益をもたらす検索結果の改善提案や、取引先や採用候補者に関するネット上のリスク情報を事前に調査・確認できる「TRUSTCHECK」など、採用活動やブランド防衛に直結する実務的な支援を展開しています。自社での対応に限界を感じている企業担当者の方は、豊富な実績を持つ株式会社ロードマップへ相談し、自社のブランドと信頼を確固たるものにすることをおすすめします。

まとめ

本記事では、企業や個人がネット上で誹謗中傷を受けた際に取るべき「5つの対処法」を時系列で解説しました。悪意ある書き込みは、放置すればするほど拡散し、取り返しのつかない深刻なダメージをもたらします。「証拠保全」「削除依頼」「専門機関への相談」「法的措置」「再発防止」という一連のステップを迅速かつ冷静に実行することが、被害を最小限に抑える最大の鍵となります。しかし、複雑な法的手続きや24時間体制の監視を自力で行うのは非常に困難です。自社のブランドや個人の平穏な日常を守り抜くためにも、決して一人で抱え込まず、弁護士や株式会社ロードマップのような風評被害対策の専門機関へ早急に相談し、確実な解決を目指しましょう。

誹謗中傷

誹謗中傷の開示請求とは?できる内容・通るケース・手続きの全体像をわかりやすく解説

インターネット上で自社や個人に対する誹謗中傷を受けた際、相手を特定して責任を追及したいと考えるのは自然なことです。しかし、「どのような内容なら開示請求できるのか」「通るケースと通らないケースの違いは何か」など、専門的な知識がなく悩んでいる方は少なくありません。

本記事では、誹謗中傷に対する発信者情報開示請求の仕組みや、開示が通る具体的な基準、手続きの全体像を初心者にもわかりやすく解説します。ネットの悪質な書き込みを放置すれば、被害が際限なく拡大するリスクがあります。正しい知識を身につけて早急に対処するための第一歩として、ぜひ本記事をお役立てください。

1.誹謗中傷に対する発信者情報開示請求とは?2つの目的と基礎知識

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ネット上の誹謗中傷による被害を食い止めるためには、まず「誰が書き込んだのか」という相手の素性を明らかにする必要があります。その際に活用されるのが「発信者情報開示請求」という法的な制度です。この手続きは、被害者の泣き寝入りを防ぐための重要な手段となります。ここでは、開示請求の基本的な仕組みと、実行する主な2つの目的について詳しく見ていきましょう。

1.発信者情報開示請求の仕組みと解決に向けた目的

発信者情報開示請求とは、ネット上で権利侵害を行った人物の特定情報(氏名や住所、IPアドレスなど)を、プロバイダ等に開示させる手続きを指します。これは「プロバイダ責任制限法」に基づく正当な権利行使です。

この請求を行う最大の目的は、加害者に対して民事上の損害賠償請求(慰謝料など)や、刑事上の責任追及(刑事告訴)を行うためとなります。どこの誰だか分からない匿名の状態では、法的な措置をとることができません。そのため、損害賠償や刑事罰によって根本的な問題解決を図るための第一歩として、欠かせないプロセスだと言えるでしょう。

参考:総務省「プロバイダ責任制限法Q&A」

2.誹謗中傷以外で開示請求できる内容とは?(著作権侵害など)

開示請求は名誉毀損などの誹謗中傷に限らず、他者の権利を明白に侵害している様々なケースで利用が可能です。理由としては、法律上「権利の侵害が明らかであること」が要件とされており、侵害される権利の種類は限定されていないからです。

具体例としては、自社の画像や文章を無断転載された「著作権侵害」や、非公開の個人情報を晒された「プライバシー権侵害」、企業や個人になりすます行為などが挙げられます。このように、ネット上で不当な不利益を被った場合は、誹謗中傷という言葉に当てはまらなくても幅広く対応できる可能性があります。

開示請求が進んだ場合の加害者の末路

安易な気持ちで書き込みをした加害者は、開示請求によって非常に厳しい現実を突きつけられます。請求の手続きが進むと、プロバイダから加害者の自宅宛てに「意見照会書」という書面が届くためです。

この書類を受け取り、家族に知られて初めて事の重大さに気づき、パニックに陥るケースがほとんどとなります。最終的に情報が開示されると、数十万円から数百万円の高額な慰謝料を支払うことになったり、刑事罰を受けて職場からの信用を失ったりするリスクがあります。一時の感情による投稿が、人生を大きく狂わせる結果を招くのです。

2.誹謗中傷で開示請求が通る・通らない3つの基準とケースを具体例で解説

開示請求は、申請すればどのような書き込みでも必ず認められるというわけではありません。「自分が傷ついたから」という主観的な感情だけではなく、法的に権利侵害が認められる明確な基準が存在します。手続きや費用を無駄にしないためには、自社のケースが要件を満たしているか見極めることが重要です。ここでは、開示請求が通るケースと通らないケースの違いを具体例で解説します。

1.開示請求できる内容・例(名誉毀損・侮辱・プライバシー侵害など)

開示請求が通るには、客観的な権利侵害の事実が必要です。表現の自由とのバランスをとるため、厳格な基準が設けられています。

  • 名誉毀損の例 :「A社は賞味期限切れの食品を販売している」「店長は横領している」など、具体的な虚偽事実を挙げて社会的評価を低下させる行為。
  • 侮辱の例 :具体的な事実を示さずとも「バカ」「クズ」「消えろ」と公然と人を罵倒する行為。
  • プライバシー侵害の例 :公開されていない個人の住所や電話番号、前科などを無断で晒す行為。

このように、誰が見ても明らかに社会的評価を著しく低下させる悪質な投稿は、開示請求が認められやすい傾向にあります。

2.開示請求できない内容・通らないケースの特徴

一方で、権利侵害の程度が低く、開示請求が通らないケースも存在します。正当な意見や論評の範囲内と判断される場合があるからです。

例えば「この飲食店の味は私には合わなかった」「接客の態度が悪かった」という主観的な感想やレビューは、基本的に名誉毀損には当たりません。また、企業の不正を告発する公益性の高い真実の投稿も、違法性が阻却される(名誉毀損が成立しない)可能性が高いです。単なる興味本位や嫌がらせ程度の言葉では、法的措置をとるための要件を満たさない点に注意してください。

3.誹謗中傷で開示請求が通る確率や、法的に訴えられる基準とは?

開示請求が通る確率は、対象の投稿が「違法な権利侵害である」と法的に立証できるかどうかに大きく依存します。不快な言葉であっても、前後の文脈や反復性によって法的判断が分かれるためです。

例えば「最低なサービス」という一言でも、連日執拗に繰り返されれば業務妨害等で訴えられる基準を満たすこともあります。個別の事情によって法的評価は複雑に変化するため、ご自身のケースが通るかどうかは、法律の専門家や対策業者に相談して客観的な見立てを依頼するのが確実な方法です。

3.【SNS別】誹謗中傷の開示請求ができる内容と3大プラットフォームの難易度

誹謗中傷が行われる場所によって、開示請求の難易度や必要な手続きのステップは異なります。特に海外法人が運営するSNSでは、特有の対応や証拠の集め方が求められるケースが多いです。ここでは、主要なプラットフォームであるX(旧Twitter)、Instagram、そして匿名掲示板・口コミサイトにおける開示請求の傾向と難易度について把握しておきましょう。

X(旧Twitter)での誹謗中傷における開示請求の難易度

X(旧Twitter)における開示請求は、以前と比べて手続きがスムーズになっています。日本の裁判所を利用した実務が定着してきたためです。

ただし、Xはログイン型のサービスであるため、投稿時のIPアドレスだけでなく、ログイン時の情報の開示を求める必要があるなど、手続きにひと手間かかります。名誉毀損などの明確な権利侵害があれば十分に特定可能ですが、リポスト(拡散)のスピードが非常に速いため、被害が拡大する前の早期の証拠保全が欠かせません。

Instagramでの悪質なコメントに対する開示請求

Instagramでの悪質なコメントやなりすましに対しても、開示請求は可能です。運営元のMeta社に対して法的手続きを進めることで、発信者のIPアドレス等を取得できます。

注意すべき点としては、「ストーリーズ」のように24時間で消える投稿による被害です。投稿が自動的に消去されてしまうと証拠不十分となるため、被害を受けた直後にスクリーンショットや動画で確実な記録を残すことが、その後の特定手続きの成否を分けます。

匿名掲示板やGoogle口コミでの開示請求事例

「5ちゃんねる」や「爆サイ」などの匿名掲示板や、Google口コミでの誹謗中傷も開示請求の対象です。企業にとって悪質な口コミは死活問題となるため、法的措置に踏み切るケースが増加しています。

「ぼったくり」「店長の態度が最悪」といった事実無根の営業妨害に対しては、Google社等へIPアドレスの開示を求めて投稿者を特定します。国内・海外の多様なサーバーを経由する掲示板などでは、まずサイト管理者の特定から始める専門的なノウハウが必要となります。

4.誹謗中傷の開示請求にかかる3つの手順と必要な期間

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2022年10月に施行された「改正プロバイダ責任制限法」により、開示請求の手続きは新しい非訟手続き(発信者情報開示命令事件)として整理され、以前より迅速化が図られました。それでも、相手の氏名や住所を特定するまでには一定のプロセスと期間を要します。ここでは、開示請求を成功させるための具体的な3つの手順と、必要となる期間の目安を解説します。

手順1:誹謗中傷の証拠を保存する(スクリーンショット等)

開示請求を行う上で最も重要な初動対応が、証拠の適切な保存です。投稿が加害者自身やサイト管理者によって削除されてしまうと、後から特定することが極めて困難になるからです。

画面を保存する際は、単にスマートフォンで撮影するだけでなく、「対象となる書き込みの全文」「投稿された正確な日時」「対象ページのURL」が全て明確に確認できるようにスクリーンショットやPDFで保存してください。不完全な証拠では裁判所が権利侵害を認めないリスクがあるため、慎重な作業が求められます。

手順2:サイト管理者やプロバイダへ発信者情報開示請求を行う

証拠が揃ったら、裁判所を通じて「発信者情報開示命令」を申し立てます。改正法により、コンテンツプロバイダ(SNS等)とアクセスプロバイダ(通信キャリア等)に対する手続きを一体的に進められるようになりました。

サイト管理者からIPアドレスを開示させ、それをもとに通信事業者へ契約者情報の開示を求めます。手続き自体は簡略化されましたが、申し立てから投稿者の氏名・住所が判明するまでには、概ね数ヶ月から半年程度の期間が必要となります。

手順3:発信者の特定後、損害賠償請求や刑事告訴を検討する

加害者の氏名と住所が判明した後は、具体的な責任追及のフェーズに移行します。多くの場合、まずは内容証明郵便を送付して、慰謝料や調査費用の支払いを求める示談交渉を開始します。

相手が示談に応じない、または反省の色が見られない場合は、民事訴訟を提起して裁判で損害賠償を請求することになるでしょう。さらに、投稿内容が極めて悪質で犯罪(名誉毀損罪や偽計業務妨害罪など)に該当する場合は、並行して警察へ被害届を提出し、刑事罰を求める刑事告訴も検討します。

5.誹謗中傷の開示請求にかかる2つの費用と相手に請求できる慰謝料

開示請求を進めるにあたって、個人や企業担当者が直面するのが費用の問題です。手続きを専門家に依頼すると決して安くはない費用がかかるため、「費用倒れ」のリスクを考慮した上で戦略的に判断する必要があります。ここでは、開示請求にかかる弁護士費用の相場と、特定後に相手に対して請求できる慰謝料の目安について、分かりやすく解説していきます。

開示請求にかかる手続き費用・弁護士費用の相場

開示請求を弁護士に依頼する場合、主に「着手金」と「報酬金」の2つの費用が発生します。特定までの難易度にもよりますが、以下は一般的な費用の目安となります。

  • サイト管理者への請求(着手金):10万円〜20万円程度
  • 通信事業者への請求(着手金):15万円〜30万円程度
  • 特定成功時の報酬金:15万円〜30万円程度

これらを合算すると、トータルで50万円〜100万円程度の弁護士費用を見込む必要があります(あくまで一般的な目安であり、事務所や事案の複雑さによって大きく異なります)。複雑な事案では裁判実費なども加算されるため、依頼前に必ず事前見積もりを取ることが不可欠です。

開示請求の費用を相手に請求(負担)させることは可能か?

自分が被害者であるにもかかわらず高額な費用を負担することに、納得がいかない方は多いでしょう。結論から言うと、特定後に加害者に対して慰謝料とともに「特定に要した調査費用(弁護士費用など)」を請求すること自体は可能です。

ただし、示談が決裂して裁判となった場合、かかった費用の全額が相手の負担として認められるとは限りません。損害額の1割程度しか弁護士費用として認められないケースもあるため、必ずしも支払った全額を回収できるわけではない点に注意が必要です。

誹謗中傷に対する慰謝料の目安

誹謗中傷で請求できる慰謝料の相場は、被害の内容や規模によって大きく異なります。個人の名誉毀損の場合は10万円〜50万円程度が一般的な目安とされています。

一方で、企業など法人の事業活動に重大な悪影響を及ぼした業務妨害や風評被害のケースでは、50万円〜100万円以上の高額な賠償が認められることも珍しくありません。事案の悪質性や被害規模によって金額は大きく変動するため、適切な請求額については専門家に算定を依頼することをおすすめします。

6.誹謗中傷の放置は危険!開示請求を専門家に相談すべき3つの理由

ネット上の誹謗中傷に対して「少し様子を見よう」「いつか消えるだろう」と放置するのは、非常に危険な対応です。時間が経過すればするほど被害が拡大するだけでなく、法的な対処すら不可能になるタイムリミットが存在します。自社や自身の権利を確実に守るためには、早期に専門家へ相談することが重要です。ここでは、その3つの理由を解説します。

1.ログ保存期間の壁!時間が経つと開示請求できないリスク

最も警戒すべきなのが、プロバイダにおける「通信ログの保存期間」です。インターネット接続業者がIPアドレスなどのアクセスログを保存している期間は、一般的に携帯キャリアで約3ヶ月、固定回線でも半年〜1年程度と非常に短いとされています(保存期間は事業者によって異なります)。

この期間を過ぎてログが消去されてしまうと、どれだけ深刻な誹謗中傷であっても投稿者の特定は物理的に不可能になります。開示請求はまさに時間との勝負であり、迅速な初動対応が特定できるか否かを決定づけると言えます。

2.個人や自社のみで開示請求の手続きを通すのが難しい理由

開示請求は、法的な要件を満たしているか厳格に審査されるため、法律の素人が独力で通すことは極めて困難です。情報流通プラットフォーム対処法などの専門知識はもちろん、「どの発言が、どの権利を、どのように侵害しているのか」を裁判官に対して論理的に立証するスキルが求められます。

手続きに不備があれば請求は棄却され、無駄に時間を浪費した結果、前述のログ保存期間が切れてしまうリスクもあります。確実な特定には、IT法務やネットトラブルに精通したプロの力が不可欠です。

3.誹謗中傷・炎上対策に悩んだら、まずは専門家への相談を

誹謗中傷や炎上による被害は、放置すれば別のユーザーへの転載によって拡散し続け、企業のブランドイメージや個人の社会的生活に修復困難なダメージを与えます。自社内だけで対応を協議している間にも、ログ保存期限という貴重な時間は失われていきます。

被害の拡大を防ぎ、企業価値を守るためには、ネットトラブルの解決実績が豊富な専門家へ早期に相談することが最大の防御策となります。悩みを抱え込まず、まずは解決に向けた第一歩を踏み出しましょう。

7.まとめ

本記事では、誹謗中傷に対する発信者情報開示請求の仕組みや、開示が通る基準、SNS別の難易度、具体的な手続きの流れと費用について解説しました。

ネットの誹謗中傷は明らかな権利侵害であり、決して泣き寝入りする必要はありません。しかし、通信ログの保存期間という厳しいタイムリミットがあるため、一刻も早い証拠保全と専門家への相談が解決の鍵を握ります。

株式会社ロードマップでは、企業の炎上リスク対策や風評被害モニタリングなど、企業価値を守る包括的なデジタルソリューション「CYBERVALUE」を提供しています。ネット上の風評被害でお悩みの企業担当者様は、手遅れになる前にぜひお気軽にご相談ください。

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Q&Aよくある質問

Q1サジェスト対策はどのくらいで効果が出ますか?

キーワードにもよりますが、早くて2日程度で効果が出ます。
ただし、表示させたくないサイトがSEO対策を実施している場合、対策が長期に及ぶおそれもあります。

Q2一度見えなくなったネガティブなサジェストやサイトが再浮上することはありますか?

再浮上の可能性はあります。
ただ、弊社ではご依頼のキーワードやサイトの動向を毎日チェックしており、
再浮上の前兆がみられた段階で対策を強化し、特定のサジェストやサイトが上位表示されることを防ぎます。

Q3風評被害対策により検索エンジンからペナルティを受ける可能性はありませんか?

弊社の風評被害対策は、検索エンジンのポリシーに則った手法で実施するため、ペナルティの心配はありません。
業者によっては違法な手段で対策をおこなう場合があるため、ご注意ください。

Q4掲示板やSNSのネガティブな投稿を削除依頼しても受理されないのですが、対応可能ですか?

対応可能です。
弁護士との連携により法的な削除要請が可能なほか、投稿者の特定や訴訟もおこなえます。

Q5依頼内容が漏れないか心配です。

秘密保持契約を締結したうえで、ご依頼に関する秘密を厳守いたします。

Q6他社に依頼していたのですが、乗り換えは可能ですか?

可能です。
ご依頼の際は他社さまとどのようなご契約、対応がなされたのかをすべてお伝えください。

Q7セキュリティ事故発生時にはすぐ対応していただけますか?

はい。緊急時には最短即日でフォレンジックを実施いたします。

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