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【重要性叫ばれる、企業コンプライアンスの徹底】上場を目指す企業の経営者、「反社チェック」を実施できているのは何割?

上場を目指している企業の経営者・役員108名を対象に、企業の「反社チェック」に関する実態調査を実施いたしました。

調査概要

調査概要:企業の「反社チェック」に関する実態調査
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年5月12日〜同年5月12日
有効回答:上場を目指している企業の経営者・役員108名

上場を目指す企業の約9割が「反社チェック」を実施

「Q1.あなたの会社では、「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を行っていますか。」(n=108)と質問したところ、「毎回行っている」が56.4%、「一部行っている」が30.6%という回答となりました。

あなたの会社では反社チェックを行っていますか
  • 毎回行っている:56.4%
  • 一部行っている:30.6%
  • 一切行っていない:9.3%
  • わからない/答えられない:3.7%

最も多い実施タイミング、71.3%が「新規取引前」と回答

Q1で「毎回行っている」「一部行っている」と回答した方に、「Q2.どのようなタイミングで「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を行っていますか。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「新規取引前」が71.3%、「取引継続・契約更新時」が56.4%、「従業員の採用前」が54.3%という回答となりました。

どのようなタイミングで反社チェックを行っていますか
  • 新規取引前:71.3%・取引継続・契約更新時:56.4%
  • 従業員の採用前:54.3%
  • 役員就任前:31.9%
  • 資金調達前:30.9%
  • その他:0.0%
  • わからない/答えられない:0.0%

反社チェックの方法、「インターネットによる検索」(55.3%)や「新聞・Web記事の検索」(45.7%)

Q1で「毎回行っている」「一部行っている」と回答した方に、「Q3.どのような方法で「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を行っていますか。(複数回答)」(n=94)と質問したところ、「インターネットによる検索」が55.3%、「新聞・Web記事の検索」が45.7%、「契約で反社条項を定める」が44.7%という回答となりました。

どのような方法で反社チェックを行っていますか
  • インターネットによる検索:55.3%・新聞・Web記事の検索:45.7%
  • 契約で反社条項を定める:44.7%
  • 業界団体や同業他社への風評調査:41.5%
  • 行政機関への照会:38.3%
  • 専門機関での調査:35.1%
  • その他:9.6%
  • わからない/答えられない:1.1%

反社チェック未実施の理由、「これまで特に意識したことがなかった」(40.0%)や、「チェックのやり方がわからない」(30.0%)など

Q1で「一切行っていない」と回答した方に、「Q4.「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を行っていない理由を教えてください。(複数回答)」(n=10)と質問したところ、「これまで特に意識したことがなかった」が40.0%、「チェックのやり方がわからない」が30.0%という回答となりました。

反社チェックを行っていない理由を教えてください
  • これまで特に意識したことがなかった:40.0%
  • チェックのやり方がわからない:30.0%
  • 外注コストが高い:20.0%
  • 必要性がわからない:20.0%
  • どのような場面で行えば良いかわからない:20.0%
  • 将来的には行いたいが、手が回っていない:10.0%
  • その他:20.0%
  • わからない/答えられない:10.0%

反社チェックを行っていないことに、不安を感じている企業は1割

Q1で「一切行っていない」と回答した方に、「Q5.「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を行っていないことに対して、不安はありますか。」(n=10)と質問したところ、「あまりない」が40.0%、「全くない」が50.0%という回答となりました。

反社チェックを行っていないことに対して不安はありますか
  • かなりある:10.0%
  • ややある:0.0%
  • あまりない:40.0%
  • 全くない:50.0%

今後上場を目指していく上で、86.0%が「反社チェックの強化」を重要視

「Q6.あなたは、今後上場を目指していく上で、「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を強化していくことが重要だと思いますか。」(n=108)と質問したところ、「非常にそう思う」が63.8%、「ややそう思う」が22.2%という回答となりました。

今後上場を目指していく上で反社チェックを強化していくことが重要だと思いますか
  • 非常にそう思う:63.8%
  • ややそう思う:22.2%
  • あまりそう思わない:9.3%
  • 全くそう思わない:1.9%
  • わからない/答えられない:2.8%

反社チェック強化を重要視する理由、「企業の存続に関わるから」が77.4%で最多

Q6で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q7.「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を強化していくことが重要だと思う理由を教えてください。(複数回答)」(n=93)と質問したところ、「企業の存続に関わるから」が77.4%、「従業員が安心して働ける職場作りにつながるから」が53.8%、「企業のコンプライアンス強化が叫ばれているから」が52.7%という回答となりました。

反社チェックを強化していくことが重要だと思う理由を教えてください
  • 企業の存続に関わるから:77.4%
  • 従業員が安心して働ける職場作りにつながるから:53.8%
  • 企業のコンプライアンス強化が叫ばれているから:52.7%
  • 株主からの評価に関わると思うから:39.8%
  • 上場審査時に見られると思うから:33.3%
  • その他:7.5%
  • わからない/答えられない:0.0%

他にも「企業として当然のことだから」や「企業イメージ、ブランドを落としたくないため」などの理由も

Q7で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q8.Q7で回答した以外に、「反社チェック(コンプライアンスチェック)」を強化していくことが重要だと思う理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=93)と質問したところ、「企業として当然のことと考えている」や「企業イメージ、ブランドを落としたくないため」など52の回答を得ることができました。

<自由回答・一部抜粋>
  • 58歳:企業として当然のことと考えている。
  • 62歳:企業イメージ、ブランドを落としたくないため。
  • 63歳:コンプライアンス強化が企業価値を高めるから。
  • 48歳:クリーンな企業であり続けたいから。
  • 47歳:自社の信用と継続のため。
  • 57歳:法律厳守のため。
  • 49歳:全ての人が安心安全に生活する権利があるから。

まとめ

今回は、上場を目指している企業の経営者・役員108名を対象に、企業の「反社チェック」に関する実態調査を行いました。

まず、上場を目指す企業の約9割が「反社チェック」を実施していることが明らかになりました。最も多い「反社チェック」実施タイミングを伺うと、71.3%が「新規取引前」と回答と回答しており、チェック方法は「インターネットによる検索」(55.3%)や「新聞・Web記事の検索」(45.7%)が多いことが分かりました。一方で、「反社チェック」未実施の企業へ理由を伺うと、「これまで特に意識したことがなかった」(40.0%)や、「チェックのやり方がわからない」が(30.0%)などが挙げられました。

最後に、86.0%の企業が、今後上場を目指していく上で「反社チェック」の強化の必要性を実感していることが分かりました。理由として、77.4%が「企業の存続に関わるから」と回答しており、他にも「企業として当然のことだから」や「企業イメージ、ブランドを落としたくないため」なども挙がりました。

近年、企業のコンプライアンス強化が叫ばれている社会において、上場を目指すほとんどの企業が、「反社チェック」を行っている実態が明らかになりました。多くの経営者が、コンプライアンス強化は企業の存続のみならず、企業価値を高め、従業員の満足度向上にも繋がると考えているようです。また、上場に向けて「反社チェック」の強化に意欲を見せる経営者が多いことからも、令和の企業の有り方として、「反社チェック」の重要度は高く、より詳細な調査が可能となるサービスの需要が益々高まることが予想されます。

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