爆サイ削除依頼の手順|注意点や消えないときの対処法
ローカルクチコミ掲示板として利用者の多い爆サイは、日々多くの投稿がされ、なかには特定の個人の情報を晒すものや、誹謗中傷などの内容が書き込まれる場合があります。
第三者にこのような投稿をされてしまった場合はどうすればよいのか、爆サイの削除基準や削除依頼をおこなう方法、注意点などを解説します。
爆サイの削除基準
爆サイにおける投稿の削除基準は、基本的に「爆サイ.com利用規約」に違反する内容かどうかです。それを基に管理者(削除人)により対応可否が決定されます。
爆サイ.com利用規約の投稿に関する違反の規定はつぎのとおりです。削除依頼したい投稿が以下のいずれかに当てはまれば、削除に応じてもらいやすいでしょう。
引用:https://bakusai.com/rule/ – 利用規約
- bakusai.comドメイン以外のURLの記載
- 各掲示板に指定されたテーマや情報から逸脱した内容の投稿
- 同一内容の多数投稿や無意味な文字の羅列等の行為(マルチスパム投稿)
- 出会いを求める投稿及び援助交際目的の投稿
- 他人の名誉、社会的信用、プライバシー、肖像権、パブリシティ権、著作権その他の知的財産権、その他の権利を侵害する行為(法令で定めたもの及び判例上認められたもの全てを含む)
- 本名、住所、メールアドレス、電話番号の記載(一般に公開されている情報・公人に関してはこの限りではありません)
- 指定された掲示板以外での物品売買行為
- 指定された掲示板以外での求人関連投稿
- 有害なコンピュータプログラムなどにリンクするもの
- 当サイトまたは当サイトに接続しているサーバーもしくはネットワークを妨害したり、混乱させたりすること
- 犯罪予告、自殺への誘引その他他人を威迫・脅迫する旨が看取される内容を含むもの
- 当サイトを利用しての宗教の宣伝を含む宗教的行為、および宗教団体の設立・活動、宗教団体への加入等宗教上の結社に関する行為
- 詐欺、強迫、マルチ商法、ネズミ講もしくはその他の違法取引行為またはかかる取引への勧誘
- 「麻薬及び向精神薬取締法」「銃砲刀剣類所持等取締法」によって所持、取引または取扱が規制される引き及び物質等の所持及び使用への勧誘
- その他、日本国の法令が禁止する事項
- 上記以外の、管理者が不適切であると判断する行為
爆サイに削除依頼する際の注意点
爆サイに削除依頼をする際に、注意しなくてはならない点がいくつかあります。早く消して欲しいからと、ルール違反の行動を起こさないよう気をつけてください。
同じ内容の削除依頼を72時間以内に繰り返さない
爆サイの注意事項には、削除依頼をした72時間(3日)以内に再度同じ内容で依頼をすると、業務妨害と判断し、禁止リストに登録すると規定されています。
禁止リストに登録されれば、二度と削除依頼ができなくなる可能性が高いため、短時間で続けて送信しないように注意してください。
また、返事が遅い、対応してくれないからといって、威圧的な文章で依頼した場合も、業務妨害とみなされ禁止リストに入れられ、対応してもらえない可能性が高いです。
運営宛(info@bakusai.com)にメールを送らない
爆サイには運営宛のメールアドレスが用意されていますが、これは質問専用の窓口です。こちらに削除依頼を送信しないようにしてください。
削除依頼は、専用のフォームからのみ受け付けています。
削除業者の利用は違法になる可能性がある
最近は、誹謗中傷などの投稿削除を代行する業者も増えていますが、爆サイなど掲示板の書き込み削除は法律事件にあたり、本人以外に代行できるのは弁護士だけです。
弁護士を通さない業者の利用は法律違反になる可能性があるため、業者への依頼を考えている場合、弁護士と提携しているかどうか確認してください。
爆サイに書き込み削除を依頼する手順
では、爆サイに書き込み削除を依頼する手順について解説していきます。
手順①:該当スレッドのページ下部にある「削除依頼」ボタンをクリック
手順②:削除依頼フォームに入力し送信
「スレッドNo.」「スレッドタイトル」は自動で入力されるため、それ以外の情報を自分で入力します。
手順③:認証メールをクリック
フォームから情報を送信すると、入力したメールアドレスに認証メールが届きます。このメールに記載されているURLをクリックすると依頼が完了します。
削除依頼が受理されなかったときは弁護士に相談
自分で爆サイに削除依頼をしても、管理者が「規約に違反する投稿ではない」、「削除依頼の内容が感情的」などの理由で応じてもらえない場合もあります。
前述のように、爆サイなど掲示板の書き込み削除は法律事件にあたるため、本人以外では弁護士に代行してもらうしかありません。
時間を置き、文章を変えて再度依頼もできますが、時間が経つほど該当の投稿が多くの目に触れやすいため、早めに解決したい場合は弁護士に相談するとよいでしょう。
弁護士費用は弁護士や法律事務所によって異なりますが、多くの場合「着手金」「報酬金」がかかり、相場は着手金、報酬金ともに各5.5万円~11万円前後です。
出費としては安くありませんが、弁護士であれば投稿した相手のIPアドレス開示請求ができ、犯人を特定して訴訟を起こすことも可能なため、費用を取り戻せる可能性もあります。
まずは初回相談が無料の弁護士に相談してみたり、成功するか不安なようであれば完全成功報酬の弁護士に依頼するのもよいでしょう。
まとめ
爆サイに削除依頼をお考えの際は、依頼の方法はもちろんですが、ご紹介した注意点をかならず守って依頼されるようにしてください。
基本的に削除依頼はすればかならず受理されると限らず、規約に違反しているかどうか、削除に値する内容であるか、という基準で淡々と判断されています。
不特定多数に見られたくない自分の情報が投稿されたら、つい感情的に削除して欲しいと訴えたり、返事が遅いと何度か送信したくなったりするかもしれませんが、これは逆効果です。
爆サイ.com利用規約を引用し、その投稿がどの違反にあたるか、またそれによりどのような被害を被ったのか、など理性的に伝えることが一番重要といえるでしょう。